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飲み会での男性の会話から |
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盗み聞きしたわけではありません。
聞こえてしまっただけ、というか、男性社員がわたしのことを意識していなかっただけです。
(この時点で、わたしが女扱いされていなかったのかな?)
その話題は、というと・・・。
“女を捨てている女性”について。
いままで見てきたすごい光景を話していたのです。
そう。
“オス化”している女性どころではなく、女を捨てている女性。
なんだか、聞いているだけでも凄味がありました。
最初は、何となく耳に入っていただけなのですが、そのうち耳が離せなくなり、最後のほうでは会話に参加させてもたっていました。
話し始めたころは、通勤途中に見かける風景。
シートに座った女性がだらしなく脚が開いていたそうなのです。
幸い、ミニスカートではなかったので、中が見えるまでは行かなかったみたいなのですが。
いくら朝が早くて、眠いからといって、そこは電車の中。
どんな人に見られているかわからない緊張感がなくなってしまっていたのでしょうか?
さすがに恥ずかしいですよね。
あと、吊り皮につかまっているとき。
けっこう“毛”の処理をしていない人も少なくはないのだとか。
これには驚きですね。
夏で露出が多くなるというのに、すね毛すら処理をしていない姿をよく見かけるのだとか。
あっ!
盛り上がった男性たちは、さらにうなじや、顔のうぶ毛まで指摘始めたのでした。
そんな女の人が多いことにも驚いたのですが、男性ってけっこう細かくみているものなんですね。
途中、トイレに立って、思わず顔のうぶ毛を確認しに行ってしまいました。
さらに出てきた話題は、服装のこと。
色の取り合わせを考えなくなった人や、体型を気にしなくてよいだぼだぼの服を着ている人のこと、ほつれや色落ちしているカットソー。
よくもまあ、ここまでチェックしているものだと感心してしまいました。
お化粧をしなくなったとか、眉毛を気にしないなんてことは、序の口なんですね。
一番も仕上がっていたのは、飲み会での態度。
1対1で飲みに行ったときや、大勢での飲み会など、規模に変わらず、お酒が入ると“地”が出てしまいがちなのだとか。
どんなに普段おしゃれをしておしとやかにしていても、飲んだときの態度が崩れれば、そのギャップ分、気持ちも覚めてしまうのだとか。
そのがっかりした具体的な体験をあげると、一番心象が悪いのがげっぷ、らしいです。
よく考えると、アメリカではおならよりげっぷの方が失礼だと言われるくらいですから、確かに興ざめしてしまいますよね。
あと、一緒の飲み会の場所ではあまり見かけないらしいのですが、居酒屋で隣にすわった女性ばかりの席もすごかったのだとか。
飲み放題らしく、お酒をがぶ飲みしながら、大声で下ネタを話していたらしいのです。
しかも、その内容はこの場で話せない、というくらい。
お酒を飲んだ男性でさえ口に出せない内容なんて、想像したくもないですよね。
結局は、女を捨てている、と見られるのは、女性としての努力を放棄したり、忘れてしまった女性がそう見られるみたいですね。
わたしも気をつけなければいけないな。
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